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アサールの丘

オーナー夫妻

アンダルシアとフラメンコをこよなく愛する自然愛好家のヤンさん(Yann Vendeen)とヨーロッパを駆け巡るパリジェンヌのカロルさん( Caroll)は、海、山、そしてグラナダに近いこの谷に一目惚れをし、この地に入居して4年目になります。音楽家のヤンさんは入居後はガーデニングに勤しみ、デザイナー兼アーティストのカロルさんはグラナダ芸術学校や自宅でボール紙家具の講座を開き、また料理講座を開くこともあります。おしゃべりがとても大好きで、観光スポットなどなんでも教えますよ。

当施設は星の観測をする展望台を作りたいと夢見ていた地主のディエゴさんによって建設されました。塔の天井部分は帽子のようになっており、当初はとても素敵なアイデアだったのですが、時間が経つにつれ木々が伸びて少しずつ天井が覆われてきてしまいました。

 

私たち夫婦はここに来てレンガのドーム式の屋根にしてもらいました。そして望遠鏡を塔の中に設置して星空が見えるようにしました。

 

ディエゴさんはさらに外壁を二重にし自然の心地よさを味わえるようにしてくれました。そうして各部屋に送風機を設置して宿泊客がまったりできるようにしました。冬はバイオマスによる暖房設備を整えました。ここではオリーブの種やアーモンドの殻を燃焼させることで熱エネルギーを産むというものなので非常にエコロジーなのです。

水に関しては軟化装置を通すため施設全体で石灰の非常に少ない水をご利用いただけます。

スキーや散歩などから帰ってきたら暖炉があなたの疲れた身体を癒すことでしょう。バクテリア対策に家の各所で石灰を利用しています。

 

施設内の絨毯は全てオリジナルで、カロルさんの叔父さんの手作りです。

 

施設や敷地を改造しながら3年間休み無く働き、アンダルシアにやってきた旅行客と楽しみを分かち合いながら楽しく生活しております。

 

このホームページを日本語に訳してくれた稲津陽一さんに心からの感謝を込めて

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